徳島県内を対象とする医療・在宅・介護連携ネットワークの運営を担う組織として、一般社団法人阿波あいネットを平成30年5月22日に設立しました。
この法人は、医療、介護、保健及び福祉(以下「医療等」という。)の連携強化による先導的な事業を企画、及び実施するとともに、徳島県において医療等の業務に従事する者、徳島県の医療機関を受診する者、徳島県内に住所を有する者、及び徳島県内の地方公共団体が互いに連携を図り、人口減少や超高齢社会に対応したあるべき医療等の方向性を示すことにより、公衆衛生の向上、高齢者の福祉の増進等を図ることを目的とします。
阿波あいネットは、ご同意いただいた住民の方の診療情報等を徳島県内の複数の医療機関や介護施設で互いに参照できるようにしたネットワークシステムの愛称です。
地域の様々な医療機関で受診しても各々の医療機関で情報が管理されているのが現状です。そこで阿波あいネットにより、各々で管理されている情報を最新のセキュリティ技術を使い安全な環境に情報を蓄積管理します。
これにより、これまでどんな薬を服用していたか、どんなアレルギーをお持ちか、どんな病気をなさったか、日々のお体の状況はどうか、といった一連の「つながった」情報を、利用施設の閲覧が許された関係者同士で互いに参照することで、その住民のかたに「よりよい医療・介護サービスを提供する」ことができます。万が一災害が発生しても、情報は守られていますので、継続して情報を参照することができます。
阿波あいネットのスローガンである「つなげようみんなのカルテ」には、住民の皆さまと医療介護に関わる方々をつなげることで健康増進に貢献したいという思いがこめられています。
過去の処方情報から安心できる処方が受けられます。
自分の既往歴や検査・処方をうまく説明できなくても大丈夫です。
これまでの診療内容・検査結果が共有され安心できます。
入院時の診療内容がかかりつけ医に共有され安心できます。
先生が薬の処方履歴を見れることで先生に相談しやすくなります。
食事や体温などの日常の記録がまとめて見れることでサービスが向上します。
救急で運ばれた時もあなたの情報があらかじめ届いています。
※ 今後対応予定です。
遠隔地の病院に搬送されてもあなたの情報が搬送先の病院に伝えられています。